先日、ネット銀行の使い分け(楽天銀行編)の記事を投稿しましたが、
今回は住信SBIネット銀行編を投稿したいと思います。
その1 外貨積立(米ドル)
SBI証券で米国株を買付ける際、円貨決済と外貨決済(ドル)での買い付けを選べます。
その際、円貨決済を選択すると1ドル当たり25銭(0.25円)の為替コストが掛かります。
しかし、住信SBIネット銀行でドルの外貨積立を行うと、1ドル当たり2銭(0.02円)の為替コストで済みます。
住信SBIネット銀行からSBI証券へのドルの入金は無料”タダ”でできるため、
- 住信SBIネット銀行でドルの外貨積立設定を行う
- 住信SBIネット銀行からSBI証券へドルを移動させる
この手間を掛ければ、1/10以下で円からドルへ変換できます。
積立設定は最低500円からで、毎日、毎週、毎月の頻度で設定できます。
また、ドル円が例えば110.0円/ドル以上になったら積立をやめるといった”購入上限レート”も設定されているため急に円安になっても安心です。
これがSBI証券で米国株の買い付けを行っている”最大”の理由です!
その2 定額自動入金・振込
私は給与の振り込みを地方銀行にしています。
そのため、ネット銀行へ振り込みするには
- 地方銀行のネットバンクから振り込む → 手数料が掛かる
- コンビニATMから振り込む → 3万未満だと手数料が掛かる
などの方法がありますが、手数料が掛かります。
しかし、住信SBIネット銀行の定額自動入金のサービスを利用すると、下図のように、設定すれば”給与振り込み口座”から”住信SBIネット銀行の口座”へ定額が自動で入金されます。手数料は掛かりません。
また、住信SBIネット銀行から他行への振り込みを自動で行う定額自動振込サービスもあります。
このサービスを使って、
「 給与振込口座 → 住信SBIネット銀行 → 楽天銀行 」
というように、給与をSBI証券・SBIネオモバイル証券用と楽天証券用に振り分けています。
住信SBIネット銀行を”ハブ”銀行にして資金の振り分けを行っています。
※定額自動振込には、後述するランクに応じて月の無料回数を超えると手数料が発生するため、注意が必要です。
その3 スマートプログラム
住信SBIネット銀行では、スマートプログラムという、商品・サービスの利用に応じて、ATMや振込の手数料無料やポイント獲得などの特典が受けられる優遇プログラムがあります。
ランクに応じてATM手数料の無料回数や振込手数料の無料回数が決まります。(2021年6月からこのようになりました。)
ランク4の判定はこちらになります。
仕組預金についてはこちらを参照して下さい。ランク4はちょっと難しいです。
次にランク3の判定がこちらになります。
ランク3は
Ⅳのロボアドバイザー(WealthNavi)で残高100万
Ⅴの住宅ローン
を行っていれば達成できますが、
それ以外でも、Ⅵのうち3つ該当すれば良いので狙っていけば、比較的達成しやすいです。
その方法は、下部の番外編で記載します。
また、スマートプログラムでは取引に応じて毎月ポイントがもらえます。
ポイントは500ポイント以上で1ポイント1円の現金に変換できます。
こちらが得られるポイントと条件です。
私の場合、
- 定額自動入金 30pt
- 外貨積立 10pt
- 純金積立 10pt
の計50ptが毎月貯まっています。
注意点は有効期限があることで、ポイント付与月の翌々年度3月末です。
番外編 スマートプログラムのランクの上げ方
スマートプログラムのランクの上げ方ですが、SBI証券を持っていれば毎月1,000円あれば可能です!
ランク3の達成条件を再度確認すると、
この中で、Ⅵのうち
- 1.外貨預金
- 3.SBIハイブリット預金
- 4.純金積立
を行えばランク3が達成できます。
外貨預金はSBI証券で米国株のために積立ておけば達成できます。
SBIハイブリット預金は登録して入金しておけば達成できます。
純金積立のみ毎月お金(最低1,000円)が掛かります。
しかし、ポートフォリオの一部にコモディティを取り入れたと考えれば、悪くはないかと思います。
この3点でランク3を達成できます!
まとめ
住信SBIネット銀行についてまとめました。
投資をしていく中で、ネット銀行を持っていると非常に使い勝手が良いです。
特に今回紹介した住信SBIネット銀行と以前紹介した楽天銀行の2つを持っていると、ネット証券との組み合わせで資産形成が非常に加速します。
また、住信SBIネット銀行とSBI証券を組み合わせると
住信SBIネット銀行でドルの外貨積立をして、
SBI証券に移して米国ETFを定期積立をする。
ことができ、手間を掛けずにほぼ自動で資産形成ができます。
インデックス投資でETF(VOO,IVV,SPY)を買い付ける場合や、
高配当ETF(VYM,HDV,SPYD)を買い付ける場合に非常に楽になります。
これらかもネット銀行を使い分け資産形成を行っていきたい思います。
以上となります。それでは!
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