最近小説が読みたくなり、過去読んだ作家さんが新刊を出していないか見回りしていたところ“黒川博行先生”の新刊が出ていたので読んでいるところです。
今回の作品は大阪府警を舞台にしたシリーズでした。
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タイトルの通り、○○・上坂シリーズは主人公は○○になり、毎回相棒が上坂になり、主人公○○を中心にしてその相棒の上坂と共に事件を解決していく作品になります。
これまで、落英や
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桃源が
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があります。
今回その3作目を読みました。
軽く上坂について紹介すると、芸術大学卒で母親と同居で実家住まいの小太り尿酸値高めで大阪府警というちょっと変わり者で、洋画・邦画問わず映画好き寝床は映画DVDで足場のないが麻雀は強いという人物で、話上手で毎回主人公からの警察官としての能力は評価されています。
作品中では主人公を中心として、主人公からの視点で上坂を相棒とした話が展開されていきます。
今回は麻雀好きバツイチの磯野とコンビを組みます。
事件の内容は中小企業のオーナーをヤクザとフロント企業が嵌める話で、目新しい内容ではありませんが、話の進め方や主人公・上坂の捜査手順を読み進めていくのがとても面白いです。
会話調が関西弁でテンポがよく、サクサク読み進めることができます。
今後も続いてほしいシリーズです。
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